新浪剛史のこの一年とこれからのこと 米国で考えてみた
サントリーホールディングスの会長を辞任してもう1年が経ちます。辞めたことで一番大きく変わったのは本当に時々しかお酒を飲まなくなったことかな・・・。
もともとそこまで好んでお酒を飲むタイプではなかったけど、辞めると本当にお酒を飲まなくなった。お酒を飲まなくなると生産性が確実に上がるんですよ。今だから言えることですけどね(笑)。
僕のこの1カ月を振り返っても、飛行機の移動中にシャンパンを軽く飲んだ程度。おかげさまで今、僕は67歳なんですが、体内年齢は52歳。今、これを48歳に下げようと一生懸命です。週3回、ジムに通って運動しています。
大企業の社長や会長じゃなくなったことで、オールドメディアの多くの方々からは距離を置かれましたね。まぁ色々と怖いんでしょうね(笑)。代わってニューメディアの人たちからはよく連絡をいただくようになりました。大企業、特に生保などの固い金融系の人たちからも距離を置かれました。半面、全く関係性が変わらないのがスタートアップの人たちです。周囲の評判などに左右されない異端児たちだからでしょうか。
でも、こうした対応に違いが生まれるのはしかたがないと思っています。
見える風景もずいぶん変わりました。これまでほぼ一貫してBtoCの消費財ビジネスに関わってきましたけど、辞めると様々な領域の人たちから相談の話が舞い込んできます。防衛関連のファンドやヒト型ロボット技術、半導体、エネルギー。もちろん外食関連ビジネスなどの相談もありますが、とにかく見なくちゃいけない領域が多岐にわたるので、一生懸命勉強しなくちゃいけない。暇になるかなと思いきや、けっこう忙しい毎日を過ごしています。